A3・B4のPDFをA4で印刷する方法|縮小と分割の選び方
A3やB4の資料をA4プリンターで印刷する場合、全体を1枚へ縮小するか、原寸に近い大きさで複数枚に分けるかを先に決めます。文字を小さくしたくない資料と、持ち運び用にコンパクトにしたい資料では、適した方法が違います。
A4へ縮小するときの目安
JIS用紙の寸法を同じ向きで比べると、A3からA4は約70.7%、B4(JIS)からA4は約81.6%が縮小率の目安です。B4は規格が複数あるため、ここでは日本産業規格(JIS)のB4(257×364mm)を指します。これは紙面全体を比率を保って収める計算値で、プリンターの余白やPDFの設定によって実際の倍率は異なることがあります。
| 元の用紙 | A4に収める倍率の目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| A3 | 約70.7% | 参照資料を1枚にまとめたい |
| B4(JIS) | 約81.6% | 文字が十分読める資料を少し縮小したい |
| A4 | 100% | 原寸で印刷したい |
印刷画面で「用紙に合わせる」や「合わせる」を選ぶと、プリンターの印刷可能範囲に応じてさらに縮小される場合があります。倍率を指定する画面があれば、プレビューで端の切れや余白を確認してください。
文字を小さくしたくないなら分割印刷
A3をA4へ約70.7%にすると、文字や図も同じ比率で小さくなります。細かい表や記入欄を読みやすく保ちたい場合は、PDFのページを複数のA4に分けて印刷する「ポスター」「タイル」機能を検討します。
Adobe Acrobat Readerの印刷画面には、大きなページを複数の用紙に分ける「ポスター」印刷があります。AdobeのPDF印刷ガイドで使える設定を確認してください。分割後は各用紙の重なりや貼り合わせが必要になる場合があります。
印刷前の確認手順
- PDFのページサイズを文書のプロパティや印刷画面で確認する。
- 1枚に縮小するか、複数枚で原寸を保つか決める。
- プリンターにA4用紙を設定し、向き(縦・横)を合わせる。
- プレビューで文字の大きさ、端の切れ、ページの向きを確認する。
- 重要な資料は1ページだけ試し印刷してから全ページを出す。
まとめ
全体を一覧できればよい資料は縮小、文字の大きさや記入欄を保ちたい資料は分割印刷が候補です。約70.7%や81.6%は用紙寸法から計算した目安なので、最終的には印刷プレビューと試し刷りで確認しましょう。見開きページをPDF上で別々のページにしたい場合は、印刷時のタイル設定とは別の操作が必要です。このサイトでは、見開きPDF分割の記事を実操作の確認が終わるまで公開前確認の対象から外しています。