Wi-Fi・ネットワーク

WPA3にしたら古い家電がWi-Fiにつながらないときの確認方法

Wi-Fiルーターのセキュリティ方式をWPA3へ変更した後、スマートフォンはつながるのにプリンターや家電が接続できないことがあります。原因は暗号化方式だけとは限りません。まず端末の対応条件と接続先を確かめます。

方式の違いを確認する

ルーターの設定 どういう設定か 検討する場面
WPA3-Personal 対応機器向けの新しい方式 接続する端末がWPA3に対応している
WPA2/WPA3移行モード 対応機器はWPA3、旧機器はWPA2(AES)で接続する混在設定 新旧の機器が同じネットワークにある
WPA2-Personal(AES) WPA3非対応端末との互換性を優先する設定 移行モードでも旧機器が接続できない場合に検討

Appleは、WPA3-Personalまたは古い機器との互換性を保つWPA2/WPA3移行モードを案内しています。ルーターの推奨設定で最新の説明を確認してください。機器メーカーやルーターの設定によって、選べる名称や動作は異なります。

設定を変える前に確認する

  1. 家電の説明書で対応する周波数帯(2.4GHz/5GHz)を確認する。
  2. 対応する暗号化方式と、必要なSSID・パスワードの条件を確認する。
  3. ルーターの現在の認証方式、暗号化方式、SSIDを控える。
  4. 有線接続など、設定を戻す手段があるか確認する。

周波数帯と暗号化方式は別の設定です。2.4GHz非対応の機器をWPA2に戻しても解決しない場合があります。

安全性を保ちながら切り分ける

まず端末とルーターを再起動し、メーカーの更新情報を確認します。次に、ルーターにWPA2/WPA3移行モードがあれば、説明書に沿って一時的に設定し、問題の端末だけ接続を試します。設定を変更すると、ほかの接続端末も再接続が必要になる場合があります。

移行モードでも接続できず、機器の説明書がWPA2(AES)を指定している場合は、ルーターのメーカーが案内する互換性設定を確認します。WEP、TKIP、旧式のWPAは選ばないでください。互換性のためにWPA2へ変更すると、ネットワーク全体の保護レベルが変わる場合があります。可能なら対象機器の更新や買い替えも含め、ルーターの公式案内に沿って判断します。設定変更後は、スマートフォンやパソコンを含め、必要な端末が接続できることを確認します。

まとめ

「対応周波数帯 → 対応する暗号化方式 → ルーターの混在モード」の順で確認すると、設定の変更を最小限にできます。セキュリティ設定を弱める前に、機器の説明書とルーターの公式サポート情報を照合しましょう。対応方式を含む購入前の確認はルーター選びの確認項目もご覧ください。

参考資料

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